Who is KAZU?

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ボイススタイリスト 。通称・うごき先生&ムッシュ倉持。アレクサンダーテクニーク教師。俳優として美輪明宏演出舞台に18年レギュラー出演。日本アレクサンダーテクニーク協会会員。ボディシンキング&シンキングボディ認定講師。中高国語教師資格所持。早稲田大学文学部日本文学科卒業。妻、長男と埼玉県越谷市在住。身長180cm、体重83kg。趣味は日本舞踊、太極拳、ジャグリング

2011年3月20日日曜日

今年の準備

演じるのが役者の仕事
緊張感を持ちつつ淡々と自宅と稽古場の行き帰り

『愛の讃歌』も4回目となるか・・・
メインキャストの台詞も門前の小僧で何となく云えてくる
自分の役割りもアンサンブルではあるが4回のうちに徐々に変動あり
そりゃ最初はアンサンブル最年少、今は年長さん・・・仕方ない

今日は最初の衣装合わせ
2006年の資料用衣装写真を見て驚いた
それぞれインスタントにキャラクターを入れて立ってる僕の写真が五、六枚
・・・こりゃヒドい!

首は潰れて、頭を前に突き出し
胸を突き出し、肩を怒らせ背中を狭め
腰は反らして、股関節は使えてない
アレクサンダー勉強して改めて過去の自分のユースを見ると
もう見てるだけで身体が痛くなって顔をしかめてしまう
・・・自分がかわいそうになる

これじゃ、時おり肩が凝り
寒くなると腰を痛め、走ると膝が痛くなるのは当然だ
毎日びっちり90分かけて
プレパレーションしなくてはならなかったのも当然だ
そのうえ下手に筋トレなどもしてたんだから
ホントよくやっていたもんだ

それでいて記憶にある限り
かなりの集中力とパーワーを維持していたのだから
相当に燃費が悪い
去年と今年でもかなり違うが
5年前と今年とでは
往年のアメ車と最新エコカーくらいの差は優にあるだろう

そして燃費の悪い方が
「走ってる気になってる」という恐い落とし穴・・・

さて
今年のムーニー体操・・・
いずれにしても毎日の劇場のお天気を見て
その時空間と協調するために
毎日行うことは間違いない
ただ、問題はどんなメニューにするかだ

今となっては僕の専らの感心は<自分をどう動かすか>にあるから
<自分がなんの動きをするか>は
なんでもいいと云えばなんでもいい

でもって
今一番興味があるのは太極拳
・・・でもそれを習いに行く暇はない

殺陣や日舞の動きをやるのもいいが
なんつうか、Parisの舞台セットで純和風の舞もどうか
・・・去年の能楽集ならありか!?

一昨年に編んだ『天才体操』はアレクサンダーを使いながら
もう一度整理してみたい思いはある
・・・でもフルバージョンやると二時間かかるだろう

そう、チベット体操ももっと繊細に動くとどうなるのかも試したい
・・・Parisでチベットかよ!

なんかもう一声、この芝居のノリにも合うような
これまでの僕にはなかった視点の準備体操
40回を越えるロングランの
本番前に毎回やり通してワクワクするような<動き>

何かないかな
もう少し考えてみよう。

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