Who is KAZU?

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ボイススタイリスト 。通称・うごき先生&ムッシュ倉持。アレクサンダーテクニーク教師。俳優として美輪明宏演出舞台に18年レギュラー出演。日本アレクサンダーテクニーク協会会員。ボディシンキング&シンキングボディ認定講師。中高国語教師資格所持。早稲田大学文学部日本文学科卒業。妻、長男と埼玉県越谷市在住。身長180cm、体重83kg。趣味は日本舞踊、太極拳、ジャグリング

2015年9月18日金曜日

倉持一裕専任コーチからの手紙

9月13日の会に

お越しいただいた皆さま

そしてお越しいただけなかった皆さまに

このページをシェアさせていただきます。


すっかり亡霊化してしまったこのブログなので

このページのことをご存知方のみご覧頂ける

私の生涯専任コーチからの手紙です。

どうかあなた様だけがご覧頂き、シェアはご遠慮ください。


期間限定でアップします。

なにかわかりませんが

あなた様のなにかにお役に立てば光栄です。m(_ _)m


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倉持一裕様

20年間の俳優業のお勤め本当にお疲れ様でした。
この夏にお休みしていた事務所の社長に電話をして
役者を正式にやめますとお話ししたのが本当の区切りだったのでしょうか。

でも、これを決断したのは
二年くらい前に奥さんが育休から復帰した
宏亮君が幼稚園入園した春だったかもしれません。

あなたにとって人生のすべてだった俳優業を
一時期でもお休みするということ自体
当時のあなたにとっては信じられないありえない選択でしたね。
でも、実はとてもどこかでワクワクするような感じがしてたかもしれません。

未だにあなたのからだの奥深くに自覚する
たくさんのしこりやねじれからも分かるように
大好きな俳優業を長く長くやりながら、
すごく色んなことを我慢して、押さえ込んで
実はいつの間にか自分がかなり
こんがらがってしまっていたのかもしれませんね。

でも、俳優をやめた今のあなたは
俳優をやっていた頃より
かなり自分を取り戻しているように感じます。

自分をいじめるような努力や
明らかに体をいじめてしまうお酒の量も随分と減り
自分に対して日に日に優しく寛容になり
それでありながら、俳優をやっていた頃より
ずっと勤勉に学び、からだをケアし
ずっと丁寧に人様と付き合えるようにもなっていると思います。
以前はしばしばあった
ドンと落ち込むようなことも最近はほとんど消えましたね。

逆に我慢することがなくなったため
身近な家族に甘えることは少し増えているかもしれませんが
わたしから見たあなたは随分と変わってきたと観察しています。

俳優の頃も努力はしていたけれど
的外れというか
的が見えていないというか
そんな状態での努力だったのかもしません。

俳優をやっていた時の夢は
俳優をやり続けることでした。
やり続けながら上手になっていくことしか考えていませんでしたね。
でも、ただ俳優として人生を全うすることだけを望んでいて
その先は、正直見えてなかったんですよね。

でも、今はハッキリと将来のビジョンがありますね。
日本人みんなが、自分のことが大好きになって
自分に自信が持てて、のびのびと自己表現できる世の中を
本当に作りたいと思っていますね。
そのためにお父さんと同じ「教師」の道をついに選んだんですね。

この望みは、俳優業をやりながら
同時に抱きつづけていたかもしれないけれど
その教える活動もずっと同じようにやっては来たけれど
やっと50歳になって
やっと本気で焦点を絞ることができましたね。

まぁ、あなたがいつも生徒さんに言うように
人様と比べると落ち込むだけですから
50歳でのこの選択は早くも遅くもないと思いますよ。
あなたにとって一番いいタイミングなんじゃないでしょうか。

人前でいろいろパフォーマンスすることは
根っから好きなあなたですから
…役者やってたおかげで好きでなくなってしまっていた時期もあったけれど…
これからだって、いろんな形で舞台に立つことはあるでしょう。
昔やってたけど、二度と表に出ないガンコなおじさんじゃなくて
なんだかんだと出たがりやりたがりのおじさんで好いんじゃないですか。

あなたと出会って、あなたとレッスンすることで救われる人に
これからたくさん出会うことでしょう。
あなたは本当に大切なことをしようとしています。
日本のどこかにあなたと出会って人生が望む方向へ変わることを待ち望んでいる人がきっとたくさんいます。
そしてその方々は
あなたが、ずっと会いたかった人たちでもあるんです。*\(^o^)/*

だから、これからもその自覚を持って
ますます精進してください。

あなたの未来に期待しています。

あなたの専属コーチ、倉持一裕より


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以上です。

もしよかったら

「自分で自分にお手紙を書いてみる」ってのもしてみてください。


決して、なんかのワークとかではなく

ただ、書いてみる。

ご自身のために、

やってみてよかったわたしからのささやかなご提案です。



最後までご覧いただきありがとうございました。


倉持一裕