Who is KAZU?

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ボイススタイリスト 。通称・うごき先生&ムッシュ倉持。アレクサンダーテクニーク教師。俳優として美輪明宏演出舞台に18年レギュラー出演。日本アレクサンダーテクニーク協会会員。ボディシンキング&シンキングボディ認定講師。中高国語教師資格所持。早稲田大学文学部日本文学科卒業。妻、長男と埼玉県越谷市在住。身長180cm、体重83kg。趣味は日本舞踊、太極拳、ジャグリング

2012年1月14日土曜日

12月のつぶやきから

12/1
家を出るとき、寝相の悪いうちの子が、布団からはみ出さずに音無しく寝ていた。たぶん今朝はそれだけ寒いのだろう。

俺のおばあちゃん。今日12月1日は九十九歳の誕生日。大正元年生まれです。皆で白寿のお祝いをしました。

フォロワーの皆さんからの、祖母へのたくさんのお祝いのお言葉ありがとうございます。何千人と赤子を取り上げたお産婆さんで八十まで現役でした。結婚前妻 に「カズシロは稼ぎは無いけど気持ちだけはやさしい子だから見捨てないでね」と言ってくれた有難いお方です。妻曰く「あれには参った」そうです。

12/2
近所の小さな交差点。横断歩道の向こうから傘をさした小学生の大群。あれよあれよという間にのみ込ま れ身動きがとれない。傘の海に腰まで浸かったまましばらく立ち往生。何とか渡りきり安堵してたら、一部始終見てたらしき見送りのお母さんが…スミマセン。 ん…ちょっと美人♪雨の朝。

12/3
やっと予約が取れた倅の整体の先生。はいはいや歩きを見て貰い優等生だとお褒めの言葉を貰う。それでも幾つか課題はあって、それが見事に親の状態と重なっ てる。子どもをケアしたいなら親が自分をケアすること。理屈はATと同じだ。幸運にも僕も見て貰って頸椎一番と五番を治す。もの凄く具合がいい。

12/4
帰宅するとせがれが野原しんのすけ化している。半ケツちんちんブラブラ...。俺は爆笑。妻は深刻な顔。それくらいなんだ!?(^o^)

12/5
九十歳でバリバリの新車に乗り替える。僕の夢のひとつです。

12/9
親は子どもが遊んでいるより勉強しているほうがうれしい?僕の知人は算数や英語をやる近所の幼稚園を冗談じゃない!といい、少し遠いけど一日中遊ばせている幼稚園に子どもを預ける。僕も同感である。

12/10
マーラーの理論の再接近期。うちの子はまさにここの時期。勉強すればするほど、この時期の重要性を思い知る。そして自分も振り返る…いや、覚えちゃいないけどさσ(^_^;)

自然な演技をしたいならすべてのアクションを自発的にすることです。それが俳優がそこで生きているってことだと思います。アイデアの元は誰でもいいので す。でもそれを自発的にアクションしなければそれはデッドしたやつ、デッドさせられたやつです。自分の主導権を誰かに渡したら絶対ダメです。

12/11
今日、「内発的」「外発的」ということばを覚えました。「自発的」とかより使い勝手が好い感じがします。

12/12
結婚して丸七年経ちました。今日は八回目の結婚記念日です。昼間は撮影でしたが、外した結婚指輪をうっかり衣装のポケットに入れたままにしてしまったこと を帰路で思いだし現場に戻りました。妻はこの日にがっつり風邪で寝込んでいます...が、お祝いの出前寿司はぺろっと平らげました。

12/14
諸行無常が大自然の真理です。ですから昨日の演技をするどころか、さっきの演技を繰り返そうとすることは、そう思った時点ですでに自然に逆らっていることで、自然な演技にはなるはずはないと思います。僕は死ぬほどやっているのでこれだけは確信を持って言えます。(涙)

本日は討ち入の日。8時からの今夜はヒストリーに吉良側の用心棒小林平八郎役ほかで出演いたします。づらカズをお楽しみください。

みんながアトリエ公演の仕込みをしている間にデニーズで最近の教育事情のレポート作成。結構はかどった。

12/16
アトリエ公演稽古は久しぶりにBONSAIブラザーズ三人雁首揃えての芝居づくり。菊池さんの作家力、たんじさんの演出力が確実に進化してるのを実感。 やってりゃそれは当然?でも進化ってなかなかできないよね。そういうとこにいることが嬉しくて、僕は僕でひたすら「細部の指導」にのみ専心する。

いいかい!この世には成功とか失敗とかは存在しないんだよ。結果が出た時にそこにあるのは新しい情報と未来への可能性…あるのはこれだよ。

12/19
よく「天才を育てた親」って言い方をするけど、それは違って「天才のままでいさせた親」って言うほうが的確な表現なのではないかな。いわゆる<無為>ってこと...。親として、難しいアクション...だなあと思います。

12/21
今年を素晴らしい一年だったと振り返ることはやっぱり不謹慎でしょうか。

「まだ頂上じゃない」ってイライラしながら登山をするような生き方はもうしません。だいたい、そもそも頂上は「死」…ですから。

だからといって登山をやめるようなことはしません。っていうか、やめようにもやめられない登山ですから。

やっぱり登山っていいなあ…と。擬似的に何度も「死」を体験できるし、「登山」の楽しみかたを探究できる。

来年に引っ越す方角は家族全員にとって吉方位だそうです。お世話になっている先達さんに見てもらい、御札も頂いてきました。良かったです。

12/22
生徒さんが受けとったものそれが先生であるわたしが教えたことです。教えたつもりはなくともあなたから学んだと云われたら仕方ありません。逆に、教えたつ もりでも生徒さんが受けとっていなければそれは教えたことにはなりません。教育と云うコミュニケーションの難しく面白いところです。

ただ、もうひとつ。生徒さんが自分で認識していなくても受けとっているものがあったりすることがあります。いずれ気づいて認識したり、認識しないまま独特な展開をしたりもしたりして...。教育の摩訶不思議な魅惑的なところかもしれません。

で、教育の一番面白いところは教えながらほぼ同時に先生も生徒さんから学んでいるというところです。まさしくインターレッスンです。ぶっちゃけ先生が自身 で認識してない学びもたくさんあると思います。先生が役者と同じく、三日やったらやめられない...と云われるのはそのためかもしれません。

←んなことは誰も云ってません?!...アトリエSYMBION年間クラスは六年続いて今年度で閉幕です。これまで受講してくれたみなさん!もしわたしが 今後いい役者やいい教師になってたら「あいつはオレが育てたんだ」とぜひ自慢してください。それは事実です。...そうなるよう..精進しますw

12/24
「山田まちこコーチ高そうな毛皮」って、カミサン見てるのそこかい!?

12/25
自分の軸を取り戻そうと訓練中の役者はその新しい自分の扱い方に慣れないため一時期味気のない演技になる傾向がある。その時に何も知らない連中から面白くないとカラフルな演技を要求され折角の改革が台無しになることはしばしばあることだ。自分への信頼は改革には必須だ。

辛い思いをしなくては、自らを苦しみに追い込まなければ向上はあり得ないっていうのは先輩方が自らの過去を肯定する為に言ってるのが殆どだ。自己肯定は悪いことではないけど、大切なのはあなたには楽しみながら向上するっていう選択肢もあるってこと。自分の望む方法を選んで欲しい。

いやぁ真央ちゃん素晴らしい。久しぶりにあの域の演技を見させてもらった。あの意識状態に行ったらジャンプどうこうじゃなくなるし、何が起きてもクリアな意識でいられる。そして見る者は吸い込まれる。滑り出しだけで感動したよ。

12/26
上手な演技とか下手な演技とかにこだわりたいなら、それは上手なやり方か下手なやり方かを検証する必要があります。上手くなりたいと云いつつ変われない人は大抵がこれまでの自分の「やり方」を振り返ったり、それを変えようとしたりしません。多分そうするとこれまでを否定する気がするのでしょう。

12/27
自分の「やり方」を振り返ったり変えたりしない人が向上を望んでするのは、その「やり方」のまま分量を増やそうとすることです。「自分はまだ足りない」という発想になります。結果は悪化するか変わらずともひどく疲労します。・・・これは実体験です。

野村監督は一言でバッサリです。「考え方を変えずに技術の向上はありえない」

玄関、風呂、トイレ、車、窓、テレビの裏、冷蔵庫の掃除完了。松飾りも用意した。台所はカミサンに任せる。明日は氏神様にお札を返して新しいのを頂いてこよう。二尺の牛蒡締めはなかなかないんだけど手に入れることができたぞ。

12/31
ちょうど十年前、2001年の大晦日に妻と出会いました。たまたま行った先輩宅の年越し飲み会にたまたま来ていた妻と会ったわけです。彼女はその日仏旅行 から帰国したばかりでした。その年の秋が9.11でしたからそういう中でもビュンビュン海外に遊びに行くような人です。皆様もよい出会いを!