肯定しきれない自分の過去を
慰めきれない今の自分を
後輩を指導することで
消化してはいけない
人を導く立場にある者は
思わず…
本当に思わず、そうしてしまうことがある
…注意深くありたい
何の確証もないのに
ただ「ちょっといいかも」
っていう不安に満ちた直感を
後輩の指導に持ち込むことを
恐れてはいけない
人を導く立場にある者は
しばしば
本当にしばしば
その可能性を自ら閉ざす
…勇敢でありたい
でも
そんな先輩の未熟さや
そんな指導する者の恐れを
後輩たち…
指導を受ける者たちは
好奇心や向上心といった
純粋な寛容をもって
見事に昇華する
だから…
後輩を指導する者は
ゆっくりと
自分の過去を振り返ればいい
慌てずに
今の自分に向き合えばいい
安全な場所で…
自分ひとりで、もしくは安心できる人のもとで…
そして
自分の直感以外に何の確証もない
不安に満ちた新しいアイデアに
自らが先頭になって飛び込んだらいい
自分の未熟さを
自分の恐れを
自らの好奇心と向上心という
純粋な寛容をもって
浄化してあげたらいい
後輩たちがそうしているように
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